気づいた時にはなぜかここにいた
なぜそこにいるのか
誰に連れてこられたのか
なにもわからないけど
気づいたらここにいた
見える景色は髪の長い女性と
ある機械の前に代わる代わる立って何かしらの
作業をしている人たちだ
何をしているのかはよくわからない
ここに居続けて1ヶ月ほど経っただろうか
今、誰かに持ち上げられている
どこに連れていかれるのか・・・
ポチャン
ん???
お湯だそれも心地いい温度のお湯だ
バシャバシャとお湯を揺らせば
周囲が泡立ってくる
記憶が定かではないがおそらく
初めての感覚だ
心地いい温度に加えて心地いい圧力で押されている
常に同じ姿勢でいるからか常に体が凝っている気がしてる
これを繰り返すこと数回
非常にいい時間だ
この気持ちを何と表現しようかと考えていると突如
バシャーッ
先ほどの心地よさとはまた別の刺激で
頭上から水を掛けられた
それと同時に何かを覚悟をしないといけない気がした
しかし最後はまた心地よい指圧で
押してもらい、この場を後にした
すると鏡を突き立てられ覗いてみると、そこには
全身に白い毛を纏った自分がいた
きっとこれが本来の色だったのだろう
以前いた場所から見ていた女性は
すごく喜んでいるようにみえる
少しだけど外にも連れ出してもらえた
日光と風を感じた
これがまた気持ちいい
日光に当たりすぎると日焼けをしてしまいそう
とのことで
今はまた以前の場所に近い所にいる
果たして自分に日焼けが関係あるのかは
分からないが、おとなしく言う事を聞こう
なんだかんだ、ここも程よい温度でジッと
している分には、何も問題ない
この後どうなるかわからないけど
しばらくはここにいて、僕目線のこの事務所の事を
ここに書いてもらおうと思う
これが今の僕目線です